タバコを止める方法と、禁煙を続け、受動喫煙を避ける方法等について
歯の健康

タバコの止め方 禁煙し、それを続けていく方法

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禁煙継続者より

タバコの止め方 禁煙し、それを続けていく方法

喫煙が歯に及ぼす影響は読んでいただけましたでしょうか。「もう絶対これ以上虫歯を増やしたくない!」という願いを実現する夢の方法が「禁煙」です。

健康に関しては色々と調べていますが、正にタバコとは「百害あって一利なし」という嗜好品です。私は喫煙期間が12年間。完全に止めたのが10年前(2007年)ですが、その時の方法をご伝授!


禁煙する手順

私が実際に禁煙した手順です。何か特殊な事をする訳でもなく、ただこの流れ通りに事を進めていけばいいだけです。


タバコを捨てる

とりあえず今持ってるタバコを全て水で濡らして捨てる。この「水で濡らして捨てる」というのがポイントです。この行為を行うと、「せっかく買っても濡れて捨ててしまう」という記憶が自分の脳に残ります。すると、「どうせ捨ててしまうのだから買わないでおこう」と考える様になります。これは自己暗示の一種です。

また、タバコを箱ごと水で濡らすと、すぐに悪臭が漂ってきます。「こんなに気持ち悪いものを吸っていたのか!」と驚く事でしょう。濡らしたタバコはビニール袋に入れて厳重に口を閉め、さらに別のビニール袋に入れて厳重に口を閉めて、できるだけ早く廃棄してしまいましょう。

実は長ーく飲食業に従事しておりましたので、タバコの灰皿収納箱のゴミ捨ての際の、この「濡れた大量のタバコの強烈な悪臭」を知っており、「これは猛毒そのものである」と気付いていました。それ故の、「タバコを濡らして、その匂いを感じ取り、捨てる」という手順が確実なる効果をもたらすであろう事を、我々従業員一同、確信しております。


お茶やジュースを飲む

タバコが吸いたくなったら、ひたすら「お茶」や「100&果汁ジュース」を大量にガブガブ飲む。この「ジュースを大量に飲む」というのがポイントです。大量に飲む事でストレス発散となり、体内のニコチンを洗い流します。そして喫煙により欠損していた体内のビタミンCを補完します。
タバコを吸う事の対極にあるのが、ビタミンCが多く含まれた果汁ジュースを飲む事です。どちらが気持ちいいかは、続けていけば歴然です。もし可能であれば、加糖されていない果汁ジュースを飲むのがBESTです。

コーヒーを止める

ここで注意なのが、タバコを吸う時にセットとして飲んでいた飲料も止める、という事です。多くの人は「タバコ&コーヒー」というセット形式で休憩時間を過ごします。つまり「コーヒーを飲む事を止める」必要も出てきます。

コーヒーは刺激物であり、人体にとって必要なものではありません。飲み過ぎてしまうと悪影響が出てきてしまいます。

ストローで飲む効果

禁煙するための裏技として、「敢えてストローでジュースを飲む」というものがあります。実は「タバコをくわえる」という行為は、特に男性の場合、「母親の乳房をくわえたい」という幼児期の欲求を補完する行為である、という心理学の研究結果があります。こういう事は信じがたい事ですが事実の様です。ストローをくわえる事で、その欲求を解消していく訳です。書いている私は男ですが、男とは実に不完全で、幾つになっても常に母親的なものを渇望しているものです。

赤ちゃんが口にくわえる「おしゃぶり」。大人になってもタバコを「おしゃぶり」の代替品としているんですね。そこで「ストロー」をくわえればいいのです。


深呼吸する

タバコを吸う、という行為は実は「深呼吸したい」という体の欲求の裏返しです。大きく息を吸い、大きく息を吐く、これを繰り返していれば、他のものに頼ろう、という考えがなくなります。腹式呼吸のトレーニングもいいですね。

深呼吸をしていて、たまに肺がズキッと痛む時があります。それこそがタバコにより肺に問題が起きている、という事の警告です。私は禁煙してから、この年に2回位あった痛みが今現在も全く無くなりました。・・・つまり「間に合った」のです。


体内のニコチンを全て出す

汗をかいて、体内のニコチンを全て排出してしまいます。運動したり、サウナに入って汗をかけば、より早く排出できます。

体の中にまだニコチンが残留していると、また吸いたくなってイライラしてしまいます。体内からニコチンが完全に抜けて数週間経つと、喫煙の欲求が全く無くなります。いかに早く体内のニコチンを全て排出してしまうかがポイントです。


テレビを観ない

テレビを観ていれば必ずタバコのCMに遭遇してしまいます。
「タバコのCMを観ると、また吸いたくなる」という堂々巡りから抜け出しましょう!タバコと同様に麻薬性があり怖いのがCMです。こちらの意思に関係なく垂れ流されるCMから逃れるにはテレビのスイッチを切る事です。もしくはNHKしか観ない、リアルタイムでは一切視聴せず、CMをカットした録画形式でしか視聴しない、という方法もあります。


部屋の掃除や洗濯をする

長年喫煙を続けていると、部屋はもちろん、家具や衣類にまでヤニが付着しています。喫煙していると嗅覚が鈍くなるので自分では気付けないだけなのです。

まずは部屋の空気を入れ替えましょう。当分は全ての窓を開けっ放しにして室内に空気の流れを作ります。

室内で喫煙していたのであれば、部屋の壁には煙草のヤニがこびり付いて、うっすらと茶色になっている筈です。こういうものが残っているだけでも体に悪影響を与えてしまう様です。ヤニはこびり付きが強く、すぐには取れませんから、石鹸水や洗濯洗剤を吹き付け、暫く放置し、汚れを浮かしてから、濡らした布巾や歯ブラシで根気良く拭き取っていきます。

タバコの匂いは衣類にも付着します。まだ洗濯していない服があれば、全て洗濯してしまいましょう。


禁煙を続けていく方法

禁煙とは短期間では全く意味がなく、以後、自分が死ぬまで、永遠に続けていかないと全く意味がありません。

人の真似をしない

タバコは万病の元です。人生において全く必要の無い物です。タバコを吸っている人々はその事を知らないだけなのです。決して真似したり仲間に加わろうとしてはいけません。

禁煙した事実を表明し続ける

自分自身が禁煙を続けていくためには、自分が禁煙した事実や、その方法を、周囲に自慢して言い続けるのが効果的です。周囲から嫌がられてしまう場合もありますが、「私は禁煙した!」と大々的に事実を表明してしまいましょう。「私は禁煙し、今も禁煙を「続けて」いるのだ!」という達成感と自尊心は、禁煙継続の力となります。

禁煙についての情報収集を続けていく

禁煙についての書籍を買ったり、インターネットで調べたりして情報収集を「続けて」いきます。

禁煙についての情報を発信し続けていく

例えばこのサイトの様に、「禁煙する方法」を自分でまとめて情報発信を「続けて」いくと、さらに強力です。


受動喫煙を避ける

副流煙(タバコの先から出る煙)と呼出煙(喫煙者が吐き出した煙)を吸い込む事が受動喫煙となります。

いくらタバコを止めても、受動喫煙を受ける環境に自分が身を置けば、その害から逃れる事はできません。

禁煙でない施設には出入りしない。特に飲食店やレジャー施設の多くでは、いまだに全面禁煙体制がとられていません。これは止めて数年が経過して初めて分かる事ですが、煙が漂った空間にいるだけで腹痛がしてくる時があります。マスクが必要ですね。

タバコの煙の匂いとは、実は野外でも、100メートル先からでも漂って来てしまうのです。息を止めて通過するしかありません。禁煙すると嗅覚が鋭くなりますから、すぐに検知できるのです。

喫煙するグループとは距離を置く、もしくは転職する。必要がない人間関係であれば、思い切って切り捨てる勇気も必要です。

受動喫煙は喫煙する事と同程度か、場合によっては喫煙者本人よりも危険」とまで考えていた方がいいです。若いうちは体力で押さえ込めますが、老後にどんな悪影響が出るか?それはわかりません。

ちなみにうちの母親は、一切喫煙しませんでしたが、父が禁煙した、じつに15年後に、「肺がん→乳がん」の転移で死んでしまいました。これは非喫煙者は、喫煙者のようにタバコに対する抵抗力のようなものがないため、喫煙者本人よりも悪影響を受けてしまうのだ、と考えています。


職場を選ぶ

これから就業・就職しようとしている職場に下見に行きましょう。

  • 勤務空間が全面禁煙となっているか?
  • 従業員用の食堂が全面禁煙となっているか?
  • 休憩室が完全に禁煙になっているか?
  • 喫煙所が外になっているか?
  • 外の喫煙所で喫煙している人の人数


従業員に喫煙者が多ければ、付き合いの飲み会などでの受動喫煙が待っています。
また営業や外回りで、受動喫煙を受けるシーンはないか?これはかなり想像力を働かせないと無理かもしれませんが。


職場を変える

タバコを吸わないと白い目で見られてしまう、コミュニケートが困難になる様な職場では、「禁煙する事が悪い事だ」という価値観が根付いてしまっていたりする場合すらあります。禁煙すると孤立してしまう様なケースも数多くあります。

飲食業やレジャー施設に従事していれば、受動喫煙から逃れる事はできません。
完全分煙であるか?完全禁煙であるか?その事前調査は欠かせませんね。

運送業の助手をしていて、運転手が喫煙者であれば受動喫煙から逃れる事はできません。車内という閉鎖的な空間における至近距離ですから、例え受動喫煙であったとしても、肺の内部にまで浸透していってしまう事でしょう。

建築建設業に従事していて、昼の昼食時の詰め所における受動喫煙から逃れる事はできません。晴天時であれば、野外で弁当を食べる事で回避できますね。


この様に、禁煙する事自体が困難な職場、受動喫煙から逃れる事ができない職場であれば、思い切って転職してしまう勇気も必要です。これは人生における一大決心ともなるでしょうが、「健康が第一!」という考え方が一番です。


他の人を禁煙させるには

禁煙でも何でもそうですが、物事を押し付けられると、多くの人は反発します。

自分が禁煙すると、不思議な事に、家族も禁煙してくれる場合があります。やはり家族は家族。「相手に迷惑を掛けない様に」と自発的に禁煙してくれるのですね。こういう「いい伝播」というものを信じてみましょう。


禁煙するとどうなるか?

禁煙すると、こうなります

  • 禁煙すると、虫歯ができにくくなります。
  • 禁煙すると、味覚が鋭くなります。
  • 禁煙すると、嗅覚が鋭くなります。
  • 禁煙すると、口臭や体臭が少なくなります。
  • 禁煙すると、イライラする事が少なくなります。
  • 禁煙すると、朝の目覚めが快適になります。
  • 禁煙すると、内臓の調子が良くなります。
  • 禁煙すると、抜け毛が減ります。
  • 禁煙すると、無駄な出費が減ります。
  • 禁煙すると、周囲に迷惑を掛ける事が少なくなります。
  • 禁煙すると、頭脳明晰になります。


上記は私が体験した紛れも無い事実です。いや〜我ながら、いい事ずくめ!

禁煙する事で、人生の実に多くの問題が解決してしまいます。

禁煙した後には、素晴らしい人生が待っているのです。


どうですか?ワクワクしてきませんか???







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